本屋を徘徊する

 

目的なく本屋を徘徊するのが好きです。

それは、予約した居酒屋の時間までまだ15分くらい時間があるとき。予定が終わってまだ明るいうちに帰ろうとするけどもう少しお出かけの贅沢を味わいたいとき。電車の乗り換えで早足に通りがかった店頭で気になるタイトルが目に入ったとき。

いろんなときにふらっと立ち寄ってしまいます。

一冊も買わないで出れたことはあんまりないかも。入ったら絶対、時間があれば、一冊は読みたい本をなんとか探し出して購入している気がします。その本を読んで得られるものもそうだけど、"本を読む"時間とか、集中を得たような気分がします。

まずは雑誌。danchyu 、散歩の達人、おとなの休日あたりで馴染みのある街や気になる特集の雑誌が平積みにされていると、ついつい手に取ってしまう。そういうときにお気に入りのお店が紹介されてるとちょっと誇らしい気持ちにもなる。

続いて、新書・小説をぐるぐると回って気になるタイトルや読みたい本を探す。

大体ほしい本を選ぶまでにとても時間がかかり、そして同じところを巡っているその時間もまた楽しいと思ってしまうので、1時間弱は書店をウロウロしてしまう。時間が経てば経つほど、周回すればするほど、最初は目に止まらなかった本に気づくようになって、感覚が研ぎ澄まされるような感じがする。最近気を付けているのは、「ちゃんと読める本を買う」こと。背伸びをして難解な本や分厚い本を選びたくなることもあるのだが、読んでいてすぐ眠くなってしまいそうな本は選ばないようにすることを心がけている。

新書・小説をめぐって、めぼしいものを見つけた または 気になる本に出会えずに肩を落としながら、もし技術書のコーナーがあるならまっすぐ向かう。棚の前で技術書を目当てに来ている方と鉢合わせると、この人は普段どんな仕事をしてるのかな?と思うが、ちょっと気恥ずかしさもある。大抵、技術書は高いので他の文庫本を買う時は天秤にかけることになり頻繁には買わないが、気になるタイトルや知らないタイトルがあれば脳内で「いつか読むものリスト」にひっそりと追加する。

そして最後はレシピ本。家にはレシピ本と各月の料理雑誌が日々増えていくが、意外とふとしたときに読み返すので、これも外せない。

今日も喫茶店に行った後、立ち寄った本屋で本と漫画を三冊買った。喫茶店で居合わせていた女の子たちも2人で話しながら本を選んでいて、「あ。同じ楽しみ方をしてる」と思うと少しあたたかい気持ちになった。

 

女の園の星 4巻 楽天ブックス: 女の園の星(4) - 和山やま - 9784396750534 : 本

帰りの電車で一気読みしたけど今回もマジで最高で思わず何回か普通に笑った。カラオケ行こ!もいいけど女の園の星こそアニメ化しませんか?

 

・やるき1%ごはん 作り置き 楽天ブックス: 弁当にも使える やる気1%ごはん作りおき ソッコー常備菜500 - まるみキッチン - 9784046828279 : 本

平日に一番めんどくさいこと。それはご飯の献立を調べること......濡れた手、汚れた手をなんとか洗ったり拭いたりしながらスマホを触り分量を確認し料理するのはもう嫌だ!かといって自己流で作れるほど料理上手でもない!5秒で暗記できて、「この調味料だけ後入れかい!」みたいなめんどくさいことは一切ないのがいい!でも外食やコンビニは高いし太る!その願いを全てこの本に託しました。頼んだ、私の勘....

 

・見ることの塩 見ることの塩 上 :四方田 犬彦 | 河出書房新社

あらすじで気になって購入。紀行文学(?)結構好きで、街道をゆくだったり、結構ジャンル違うと思うのですがヒルビリーエレジーも好きで読んでいたので、これも読めるかなと。帰りの電車で休み休み読んでいました。途中でうとうとしちゃうときもあるけど、集中してるときはとても面白く読める。最後まで読み切るのが楽しみ。

 

以上です、久々に本屋を徘徊して楽しかった〜〜〜次はぜひあまり行ったことない本屋さんを開拓したいです。漫画三国志が全巻売っていて凄かった......